基本構造
従来のこて式はんだ付装置に超音波発振器を追加することで、こて先を数μmの幅で振幅させながらはんだ付けを行う。ヒーターとこて先の構造は従来のはんだ付ロボットと同じ構成となり、自動はん付においても安定した超音波と安定した温度ではんだ付することができる。

原理
超音波の超高速振動(幅数μm)から発生するキャビテーション現象(空洞現象)により、はんだ付け母材とはんだ材料間に負圧による空隙が発生する。その結果、はんだ付母材表面の汚れの除去、酸化膜の還元、金属拡散、気泡の除去等が促進される。 具体的な期待効果としては、はんだ付対象物の活性化による、はんだのぬれ性、広がり性を向上、多層基板のスルーホールにおけるはんだの吸い上がりの安定、はんだ付け時間の短縮等につながる。
事例1 酸化の進んだ銅板上にはんだ付を行い、はんだの広がりを比較。 フラックスのぬれ?広がり効果が、超音波を発振することで向上。

事例2 ガラスへのはんだ付 はんだ付ロボットでの超音波自動はんだ付 ※ガラス用はんだ材料を使用。
主要用于新能源焊接:金属与金属焊接 铝与玻璃焊接 太阳能电池板焊接等媒介物为锡的焊接。
需要详细资料,请致电:13510856937 段先生。
ガラス?アルミ?セラミックスにも安定した強度ではんだ接着できます
超音波はんだ付けシステム例
特徴
- はんだ付専業メーカーが開発した超音波はんだ付システム
- 150Wの高出力ヒーター
- 60KHzの超音波発振
- フラックスレスでガラス、アルミ等の金属酸化物にはんだ導体を形成
材料
ガラス、アルミ、セラミックス、Siウェバー、人工サファイア等
システム構成例
- ベース装置構成
- 直交型はんだ付ロボット UNIX-700S(はんだ送り機構内蔵)
- 超音波システム構成
- 超音波はんだ付ヘッド、超音波はんだ付コントローラー本体